台湾・馬政権、八方ふさがり　兵士死亡事件、原発、貿易

台北の総統府近くで行われた死亡した兵士の追悼集会。身動きできないほどの人が集まった＝３日、鵜飼啓撮影

　【台北＝鵜飼啓】台湾で除隊間際の兵士がしごきで死亡し、馬英九（マーインチウ）政権が強い批判にさらされている。反発が高まり、第四原発の建設をやめるかどうかの住民投票案を巡って譲歩を余儀なくされた。中国と結んだサービス貿易協定にも反対が強く、政権運営は八方ふさがりだ。
　白シャツを着た２０万人の市民が３日夜、死亡した兵士の追悼のため、台北市の総統府近くの一角を埋め尽くした。真相究明を求める声とともに、「馬英九、下台（やめろ）！」と厳しい政権批判も起きた。
　徴兵制をとる台湾では、事件はひとごとではない。馬政権は国防部長（国防相）を更迭し、軍事法廷制度の見直しなども示したが、対応の遅れや隠蔽（いんぺい）体質が厳しく批判されている。......

ふさがり【塞がり】

１ふさがること。また、差しつかえること。「観客席の―ぐあい」「八方―」

２陰陽道(おんようどう)で、大将軍・太白神・天一神(なかがみ)などの凶神がいる方角。この方角に向かって事をなすと禍(わざわい)があるとされる。ふたがり。

馬英九總統將於十一日率團出訪中南美洲友邦並過境美國紐約及洛杉磯，但最近包括核四、服貿協議、苗栗大埔強拆案，都讓民怨沸騰，還出現民眾自發性嗆馬運動，蔡英文在臉書指出，總統必須穩定政府運作並迅速處理危機，而短短一週內兩位國防部長去職，政局令人擔憂！所以，為了穩定政局、安定民心士氣，蔡英文呼籲馬總統應取消最近的出訪行程，留在國內全力處理近期以來的各項國家危機，包括在最短的時間內提出國防改革計畫，讓絕大多數盡忠職守的國軍官兵可以沒有後顧之憂的保家衛國。

2013年08月05日15:59

【綜合報導】前天25萬民眾上凱道送枉死軍中的洪仲丘，知名異議作家李敖，今天也在臉書「哈囉李敖」上發言說，「這政權徹底完了」。

李敖說，「蔣政權餘孽為虐待士兵致死案惹起公憤，25 萬人上街頭，直指馬英九說謊。馬英九活像童話中喊『狼來了！』的放羊孩子，縱使最後喊的是真話，可是信用破產了、喊真話也沒人信了。最後，更慘的下場是：你連真話都不敢喊了，一出自你嘴巴，真話也變成假話了。這政權澈底完了，說什麼都沒人信了」。