Image credit: NSPO
台湾国家宇宙センター(NSPO)は台湾時間5月5日19時50分(日本時間20時50分)、科学観測装置を載せた小型観測ロケット「探空7号(Tan Kong-7)」を、台湾南部の九鵬基地から打ち上げた。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、最高高度約280kmに達し、約8分間にわたって実験が行われ、打ち上げが成功した。探空ロケットの打ち上げは2007年9月以来、実に2年半ぶり。
今回の打ち上げ目的について、NSPOは電離層での通信影響などを研究すると共に、宇宙開発技術を確実にするためだとしている。
台湾は現在、第2期宇宙科学技術発展計画を進めており、探空ロケットで打ち上げ技術を確立した後、より大きなロケットを開発し、自力で人工衛星の打ち上げを目指している。
探空ロケットは台湾が開発した小型観測ロケット。長さ約8m、重さ約2トン。1998年12月に初の打ち上げが行われ、これまで7回の打ち上げのう ち、6回成功している。また、第2期宇宙科学技術発展計画書によると、探空ロケットの打ち上げは2018年までに計15回行われる予定となっているとい う。
■探空七號火箭科學實驗完成發射http://www.nspo.org.tw/2008c/news/news_content.php?id=000309
探空七號火箭科學實驗完成發射 | 回上一頁 | |||
NSPO / 2010/05/05 |
國家實驗研究院太空中心在第二期太空科技發展計畫中,規劃執行次軌道科學實驗計畫,以探空火箭研究台灣上空的太空天氣物理現象,發展相關民生應用科學,並藉此提升我國太空儀器自主研製能力與探空火箭發展技術,建立衛星及發射載具相關技術之基礎。自1998年發射探空一號起,太空中心曾發射六次探空火箭,完成包括量測大氣氣輝、電離層、電漿密度等大氣及太空環境之物理特性等的科學實驗,以及GPS、磁力計研製及火箭鼻錐罩開啟等太空科技之飛行驗證。
探空七號火箭是由一枚兩節式探空火箭,以約85.3度的仰角向東發射,在第一節火箭推進加速6秒脫節之後,第二節火箭於發射後第12秒點燃,繼續推舉火箭加速、並於第42秒結束第二節火箭的推進。發射後約58秒時火箭的鼻錐整流罩分離,此時探空七號火箭的離子探測科學儀器開始執行量測,同時將科學資料經遙傳系統下傳到地面接收站。火箭約在第270秒時到達約
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