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前一陣 新竹某博士被騗千餘萬....
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「年寄り食い物」「欲に負けた」投資詐欺、全国に被害者
2011年1月14日15時2分
高配当をうたった偽の投資話で現金をだまし取ったとして、会長の神崎勝容疑者(65)ら8人が警視庁に詐欺容疑で逮捕された投資会社「ベストパート ナー」(本社・東京都港区)。全国の約970人から約91億円を集めたとされる。大切な蓄えを失った被害者らは、憤りを訴える。
東京都新宿区に住む女性(53)は2006年の大みそか、豊島区で一人で暮らす元高校校長の父親(88)の自宅に、二段重ねの豪華なお節セットが届いた のを不審に思った。送り主は見知らぬ投資会社。父親に聞くと、定期預金や投資信託をすべて解約し、5400万円をつぎ込んでいたことがわかった。
父親には認知症のような症状が出ていた。年が明け、女性は港区赤坂のビルの最上階を借り切ったオフィスに神崎容疑者を訪ねた。藍色の作務衣(さむえ)を着た神崎容疑者は「投資家として損をしたことはない。将来を安心して任せて下さい」と胸を張った。
女性は「怪しい会社だ」と訴えたが、父親は「あんな親切な会社はない」と取り合わなかった。昨年1月に警視庁が同社を家宅捜索したが、それでも疑いは持 たず、投資金が戻ってこないことを後悔している様子もないという。女性は「だまされたことさえ理解できない年寄りを食い物にするなんて」と憤る。
練馬区の塾講師の女性(73)宅には07年夏、同社の営業マンが訪ねてきた。「預貯金は利率が低い。投資の時代です」と熱心に勧められた。
200万円を投資すると、大物演歌歌手のコンサートに招待された。信用し、その後の約半年で預金全額を投資し、つぎ込んだ額は計800万円に達した。結 局、回収できたのは20万円だけだった。女性は投資金返還を求める訴訟をほかの被害者と起こそうと考えている。「支払い能力があるかどうかもわからず、半 分あきらめている。欲に負けてしまった」と肩を落とした。(峯俊一平)
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